初めての
島での神々への祈りの日々は
短かったが
本当に強烈な日々だった。
その後シャーマンたちとは
分かれてしまうことになるのだが
巫女の舞じゃね と判じたシャーマンのもとに
何度も何度も通って
いくつかのことを教わった。
神つなぎのしかた
神棚のたてかた
あんたは一人でできるから
やりなさい。
島のやり方ではできんから。と。
そして
「神社も寺も人がつくったもの
神仏に祈るのを忘れても
天地自然の神に祈るのをわすれてはいかん」
と 教えてくれた。
今 こんな時代。
大地を感じれば
なにか すかすかな氣となっている
この時代に
あらためて この言葉が胸にささる。